株式会社CGSホールディングス

HISTORY 沿革

製造業DX技術インテグレーターの誕生

株式会社CGSホールディングスは2025年4月、国産CAD/CAMメーカーであるC&Gシステムズ社およびNTTデータエンジニアリングシステムズ社の協業を契機に誕生した企業です。

当社を純粋持株会社とし、傘下には半世紀にわたり日本の製造業を金型向けCAD/CAMシステムの側面から支えてきたC&Gシステムズ社、また今後、次々と進化する金型を含めた製造業全体の業務の標準化、デジタル化、スマートマニュファクチャリングの推進、および現場データの活用等を支援可能な企業が参画することで、未来の日本の製造業を広くサポートする「製造業DXインテグレーター」としての地位を確立してまいります。

下記では、2007年に吸収合併してC&Gシステムズ社を構成することとなったコンピュータエンジニアリング社(旧CE社)およびグラフィックプロダクツ社(旧GP)の沿革を主にご説明しています。

レガシーCAD/CAMシステム

沿革

CGSホールディングスの沿革
2025年4月
「株式会社CGSホールディングス」として純粋持株会社体制に移行、引き続き東証スタンダード市場に上場。
CAD/CAM事業は当社から新設分割した事業子会社「株式会社C&Gシステムズ」にて継続。
C&Gシステムズとしての沿革(2007年から2025年まで)
2007年7月
CE社とGP社を連結子会社とする純粋持株会社「アルファホールディングス株式会社」設立、ジャスダック証券取引所に上場
2009年9月
アルファホールディングス株式会社による両社の吸収合併を発表
2010年1月
両社をアルファホールディングス株式会社へ吸収合併、新商号を「株式会社C&Gシステムズ」として事業会社へ移行
2011年4月
当社の強みである金型設計CAD機能の開発技術と高精度CAMの開発技術を融合し、合併後初となる金型用3次元CAD/CAM新製品「CGシリーズ」を開発し、販売を開始
2014年2月
「CG PressDesign for SOLIDWORKS」が米DSソリッドワークスから「Gold Product」認定を受ける
2014年12月
「CG CAM-TOOL for SOLIDWORKS」が米DSソリッドワークスから「Gold Product」認定を受ける
2015年6月
「CG MoldDesign for SOLIDWORKS」が米DSソリッドワークスから「Gold Product」認定を受け、これによりCGシリーズにラインナップする全てのモジュールが「GoldProduct」として認定を受ける
2015年12月
金型用2次元・3次元融合型CAD/CAMシステム「EXCESS-HYBRID」を刷新し「EXCESS-HYBRID Ⅱ」としてリリース
2017年11月
当社株式が東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部へ市場変更
2018年11月
情報セキュリティ管理システムの国際標準規格「ISO/IEC27001」を認証取得
2022年4月
東証の市場区分変更に伴い東証スタンダード市場に上場
2023年2月
アセアン地区における拠点政策の一環として、ベトナム・ハノイ市内に、駐在員事務所「ベトナムテクニカルセンター」を開設
2025年1月
当社とNTTデータエンジニアリングシステムズ社により金型製造業向け国産アプリケーション・ソフトウェアの世界デファクトスタンダード化を見据えたアライアンス戦略の一環として協業することを公表

旧CE社の沿革
1978年11月
株式会社西部周防として北九州で創業、金型製造業に的を絞り込みCAD/CAMの受託開発・販売活動を開始
1982年9月
大型汎用CADシステムに対抗し、大手順送プレス金型製造業向けにハーフパッケージソフトの2次元CAD/CAMシステム「ACE I(エースワン)」の開発を行い、販売を開始
1983年4月
社名をコンピュータエンジニアリング株式会社と変更
1983年10月
順送金型専用CADと並行して、モールド金型にも適応出来るミニコンタイプの金型汎用CADシステム「PCAD(ピーキャド)」の開発を行い、販売を開始
1984年5月
関東地区での拡販を目的とし、東京支店を開設
1984年9月
複合プレス金型CAD/CAMシステム開発
1985年5月
海外(韓国)へ輸出開始
1985年12月
関西地区での拡販を目的とし、大阪支店を開設
1986年12月
金型製造業を対象に全天候型(プレス・モールド等)パッケージソフトの2次元CAD/CAM一体型システム「EXCESSシリーズ」開発し、販売を開始
1987年8月
中部地区での拡販を目的とし、名古屋支店を開設
1988年5月
複数端末によるLAN接合を可能にしたネットワーク型の新モデル「EXCESS-UX(unix)シリーズ」の開発、販売を開始
1991年9月
韓国金型市場への展開を目的に、韓国グローバル社と合弁会社(Global Computer Engineering Co.,Ltd.)を設立
1992年1月
台湾に台北事務所を開設
1994年10月
EWS(エンジニアリング・ワークステーション)に搭載した「EXCESS-WSシリーズ」の開発を行い、販売を開始
1995年9月
3次元CAD/CAMシステムの開発スピードと実現性の精度向上を目的に、金型3次元CAMメーカーである「タム株式会社」を吸収
1996年4月
金型向け3次元CAMシステム「NeoMeister(ネオマイスター)」の開発を行い、販売を開始
1997年7月
3次元ソリッドモデルによる金型製造業向け-All・In・Oneモデル-「NeoSolid(ネオソリッド)」を業界で先駆けて開発
1997年10月
3次元自動プログラミングシステムTAMBOY/NTの販売を開始
1999年1月
Windowsに対応した金型用2次元CAD/CAMシステム「EXCESS-PLUS(プラス)」の開発を行い、販売を開始
1999年1月
NeoSolidのオプションモジュールとしてNeoSolid.Mold (モールド金型3次元設計支援モジュール)の開発を行い、販売を開始
2000年6月
テクニカルコールセンター開設
2001年7月
NeoSolidのオプションモジュールとしてNeoSolid.Press(順送プレス金型3次元設計支援モジュール)の開発を行い、販売を開始
2002年5月
3次元CAM分野強化のため、株式会社グラフィックプロダクツと業務提携
2003年12月
NeoSolid金型立体設計モジュールとのシームレスな連携を目的としたNeoSolid.CAM-EXを開発し、販売を開始
2004年12月
金型2次元設計をベースに、3次元操作とデータベースを同期させることを目的としたEXCESS-Evolutionを開発し、販売を開始
2004年12月
CAD/CAMシステム連動型の金型生産管理システム「AIQ(アイク)」を開発し、販売を開始
2007年7月
グラフィックプロダクツ社と共同持株会社「アルファホールディングス株式会社」を設立
2007年12月
工程管理をシンプルにをテーマに、金型用簡易スケジューラ「AIQ-express(アイクエクスプレス)」を開発し、販売を開始
2007年12月
2次元、3次元のハイブリッド化による真の融合型CAD/CAMをテーマに、「EXCESS-HYBRID(エクセスハイブリッド)」を開発し、販売を開始
2009年1月
中国上海市に、上海代表処を開設
2010年1月
株式会社C&Gシステムズへ吸収合併

旧GP社の沿革
1981年2月
株式会社グラフィックプロダクツ設立
1981年9月
金型製造用3次元NC自動プログラミングシステム「TOOL-I」販売開始
1986年9月
大阪営業所を開設
1987年2月
DNCシステム「DNC-Spooler」販売開始
1987年4月
金型設計用CADシステム「Cad-TOOL」販売開始
1990年3月
名古屋営業所を開設
1990年7月
金型用CAMシステム「Cam-TOOL」販売開始
1990年11月
DNCシステム「DNC-highway」販売開始
1992年7月
金型用CAMシステム「Cam-TOOL.PAX」販売開始
1994年2月
金型設計用CADシステム「Cad-TOOL.PAX.2D」販売開始
1996年6月
金型用CAMシステム「CAM-TOOL.C3」販売開始
1997年6月
株式店頭(現ジャスダック証券取引所)上場
1999年2月
北関東営業所を開設
2000年10月
金型用CAMシステム「TOOLS」販売開始
2001年1月
米国、カナダに現地法人「グラフィックプロダクツ・ノースアメリカ(現・シージーエス・ノースアメリカ )」を設立
2002年7月
タイ王国に現地合弁会社「グラフィックプロダクツ・アジア(現・シージーエス・アジア)」を設立
2004年1月
中華人民共和国に駐在員事務所「株式会社グラフィックプロダクツ上海駐在員事務所」を設立
2004年3月
金型用CAMシステム「tools VIS-A-VIS」販売開始
2004年6月
金型用CAM システム「tools V3」販売開始
2004年7月
米国に現地法人「 トライテック インターナショナル」を設立
2005年9月
5軸制御金型用 CAM システム「tools MX」販売開始
2007年7月
コンピュータエンジニアリング社と共同持株会社「アルファホールディングス株式会社」を設立
2008年4月
部品加工向けCAMシステム「tools PARTS」を販売開始
2008年12月
「tools MX同時5軸加工モジュール 」を販売開始
2009年3月
製品ブランド名を「CAM-TOOL」に統一
2009年11月
日本ユニシス・エクセリューションズ社製CAD/CAMシステム「CADmeister(R)」に対しCAMシステムの中核となる計算エンジンの供給を開始
2010年1月
株式会社C&Gシステムズへ吸収合併